青井あずさ オフィシャルブログ

心理カウンセラー 青井あずさのオフィシャルブログです。 カウンセラーの観点からの心理分析を行います。

心理カウンセラー青井あずさ(あおいあずさ)
東京地区担当。1978年生まれ。茨城県出身。
夫婦間でひどい問題が起きても、心理学を学んだことで今までの自分の物の見方を変えながら相手を理解することを続けた結果、一人の男性を愛し続ける事ができている。
パートナーシップや家族関係を中心に人間関係の問題全般を扱う。持ち前の感覚と感性を使い、クライアントの繊細な感情を読み取り、表現することに長けている。痛みや苦さを癒した先に見えてくる自己実現までをサポートすることが得意。現在、夫と息子と3人暮らし。
2023年からは神戸メンタルサービスの講師を担当。

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タグ:子育て

保育園のお迎えで会うママ友たちが次の子を妊娠・出産していく。

ふぅふぅ言いながらも、なんだか幸せそう。

みんな二人目、三人目を持つなんて余裕があるんだなぁ。

なんだか、心がザワザワする。

 

私と言えば、出産してから3年。

3年経って、やっと、やっと、余裕が少し出てきたところ。

保育園に入る前のずっと子どもと家にこもりっきりだった毎日は、孤独感がヤバかった。

今年からやっと社会復帰したところだったのに。

 

いつかは、まだわからないいつかは、二人目が欲しくなるかもしれない。けど、今じゃない、今は全然ほしい気持ちになれない。

二人目を欲しいって思えない自分は、何かおかしいのだろうか。

二人目を欲しいって思えない自分は、母親として未熟なのではないだろうか。もしかして一人目を十分にかわいがっていないから、こう思うのかもしれない。

私の子育てに問題があるのかもしれない。

なんだか、心がザワザワする。

 

夫の両親や近所の人たちは、ものすごく無邪気に聞いてくる。

「次はまだ?」

「二人目は?」

「一人っ子はかわいそうだよ」

「一人っ子はさみしいよ」

「一人っ子はわがままになるよ」

子どもを一人もつだけでは足りない、と言われているみたい。

心がザワザワを通り越してモヤモヤしはじめる。

 

保育園の同じクラスで、一人っ子なのはうちの子含め3人だけ。

他の2人のママをなんとなく仲間だと思っていた。

けれども、ある日そのうちの1人のママが妊娠したっていう噂を聞いて、めちゃくちゃショックを受ける。

なんとなく仲間だと思っていたから、置いて行かれた気分。

おめでとうって伝えるけど、めちゃくちゃモヤモヤするし、モヤモヤする自分って最低だと思う。
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 ここに書いたのは、過去の私の話です。

「二人目が欲しいと思えない自分」は「子どもに寂しい思いをさせているとても未熟で悪い母親」だと思い込んでいた時の話です。

 

二人目が欲しいって思えないってことは、一人目が十分かわいがれていないからだと思って「自分は良くない母親だ」と自分を責めていた時の話です。

 

二人目がこころから欲しいって素直に言えないことに、罪悪感を感じてた私。

毎日怒ってばかりで余裕がなくて、自分の子育てに自信が持てなくて、子どもに申し訳ない気持ちを感じていた時の私。

 

あの時は、心がザワザワしていて不安で、でも誰にも話せなくて。

兄弟がいる子を見るのが嫌で保育園に行くのが憂鬱な日々でした。

 

あの時の私のような人、心から二人目が欲しいって思えないことにザワザワした気持ちを抱えている人っていませんか?

 

とても相談しづらいことだから。

二人目は欲しくない、二人目は考えられないって言うのって、とても勇気のいる事だと思うのです。

 

あの時の私に相談できる人がいたらよかったなぁって思いから、今回の記事を書いています。

 

 

そもそも、子どもを出産して少し経つ頃って、パートナーシップではちょうど喧嘩の時代(パワーストラグル)に突入している場合が多いです。

夫婦内でどっちのやり方をとるのか。

自分のやり方を通すためには戦わなければなりません。

覇権争いに勝つために戦っている時に、戦っている相手の子どもをもう一人欲しいと素直に思うことはできるでしょうか。

 

 

あるいは、「自分の方が大変だ!」と、相手を言い負かしたくなる時期。

 妻側は初めての「人の命の手綱を握る」というプレッシャーでどうにかなりそうですが、対して夫の方も…

結婚や子供が生まれるタイミングで、仕事を頑張り始める、転職する、資格を取るなど、それまでのやり方とは違う「家族を食べさせていく」という覚悟を背負った選択をすることが多いです。

お互い背負っている重圧。これが理解し合えない時にはお互いが家族のために頑張っているのに、一人ぼっちを感じるということになってしまう。

お互いが余裕のない、いっぱいいっぱいの時に果たしてもう一人って思うことはできるでしょうか。

 

 

あるいは、子どもを通して自分自身の子ども時代を思い出すことで、自分と自分の保護者との「未完了な感情」が表面化してくることもあります。

私の場合は自分の母との軋轢が表面化してきました。

母にとても怒っていました。だから母に子育てのことで頼りたいのに、素直に頼れなくて「私には助けてくれる人はいないんだ」と自分を憐れんでいたのです。

すると、周りにいる自分の実家から援助をうけているママ友が羨ましくて歯ぎしり。

自分に助けてくれる人がいないと思いながら子育てしている時に、果たしてもう一人と望む気力があるのか。

 

 

上に挙げた夫婦間や親との問題。これらを持っている時には「もう一人欲しい」って素直に思えないのは当然の事だと思うのですよ。当時の私には全く余裕はなかった。多分、一人を育てているだけで精一杯。それだけで花丸だったのに。

 

もし、これを読んでくださっている方の中に二人目を持つことに対してのモヤモヤがある場合、心の中を点検してみると、過去の私のような未完了の感情が出てくるかもしれません。

 

この感情を整理出来たら、もっとすっきりと自分のことを考えられたのではないかと思います。

あるいは感情を整理して今よりも自分に余裕をもたせることで、今とは違う選択を選んでいる場合もあると思うのです。

 

二人目ほしくないって言う相談は、当時の自分を思い出すと、身近な人にするって結構難しいのかもしれないなと思います。

 

一人でモヤモヤを抱えているあなたのお役に立てたらと思いました。

 

話すだけでも、余裕が生まれてくるものです。

 

よろしければカウンセラーを頼ってみてくださいね。

 

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こんにちは。カウンセリングサービスの青井あずさです。

いつもありがとうございます。

 

私の住んでいる群馬県は小麦の産地として有名です。

小麦大麦の収穫シズンでした。

雨期前の晴れ間に一斉に刈り取ります。

 

小麦大麦の穂が風に揺れる様子は本当にキレイです。

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さて、最近立て続けに子育てが辛い、子どもと一緒にいたくないというご相談が続きましたので、私の経験を踏まえながらお話していきたいと思います。

 

子どもと一緒にいたくない気持ち

子どもをかわいいと思えない時がある。

子どもと離れている時はホッとする。

そして、そんな風に思ってしまう自分を良くない母親だって責めてしまう。

 

そんなお話を伺うことがあります。

わかります。わかります。

私にもそんな時がありましたからわかります。

 

どうしてそう思うのか、心の中を見てみると、こんなことを思っていたりします。

 

「自分が子どもにとって良くない影響を及ぼす存在」だから、自分は子どもの近くにいない方がいい。

 

これは、子育てが辛くて子どもと一緒にいる時間が苦痛に感じていた時の自分の気持ちです。

 

子どもにとっての自分は、悪い影響を及ぼしてしまう存在だから、子どもと一緒にいるのが辛く感じるのです。

 

子どもを愛しているから健やかに育ってほしい。

けれども、自分が一緒にいたら子どもにとって悪影響がある。

そうだとしたら、子どもを自分から遠ざけておきたい。

 

そんな風に思うから、子どもと離れていることで、子どもに対して悪い影響は出ないってホッとするんです。

一緒にいる時間が辛くなってしまうのです。

 

そんな風に思っていたら、子どもと一緒にいる時間が苦痛になるのは当然のことではないでしょうか。

それは子どもを愛しているが故、感じる感情ですね。

 

そしてこれは、「子どもを愛し健やかに育てたいという気持ち」と

「自分が良くないものだと思っている気持ち」がぶつかり合っていると考えます。

 

「悪い母親だから子どもと一緒にいるのが辛い」わけではありません。

大事なのでもう一回言いますよ。

「子どもと一緒にいるのが辛い」と感じるあなたは悪い母親ではありません。

あなたの中の「子どもを愛する気持ち」と「自分を責める気持ち」が混ざり合っているのです。

子どもを愛しているが故に、子どもと一緒にいるのが辛いと感じているのです。

 

自分が良くない母親だと思っていること

子育てというのは本当に大変です。

子どもが生まれてきてくれたのは本当に嬉しい。

けれども、子どもを一から自分の手で育てていくというのは、実は大変なプレッシャーです。

どれが正解か分からない。

自分が抱いている手が子どもにとっての命綱。

そんなプレッシャーの中で、手本もなく手探りで子育てをしていくというのは、誤解を恐れずに言えばものすごいストレスになり得ます。

 

子育てでは子どもが自分の作ったごはんを食べないだけで、自己評価が下がってしまう。

子どもがごはんをたべないことも、自分のせいだと思ってしまうの。

 

本当は子どもがごはんを食べないことと、あなたの価値は関係ないのだけれども。

 

子育ての上手く行かないことを自己価値と結び付けたら、自分を「良くない母親」って思いやすいです。

子育ては上手く行かないことばっかりだし。

 

そんな時にはたいがい余裕がありませんし、一人で抱え込んでいることが多いかもしれません。

パートナーとすれ違っている場合も多いかもしれませんね。

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もしかして、上手く行かないことと、自己価値が結びついていませんか?

自分を責めていて「良くない母親」って思ってしまう気持ち、ほどいていきませんか。

どうか一人で抱え込まず、良かったらカウンセリングをご利用くださいね。

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こんにちは。カウンセリングサービスの青井あずさです。

いつもありがとうございます。

私は最近ビジョンを見るワークショップに参加したのですが、その時に「今年はこれを手放すぞ」と決めたものがあります。

「子どもへの心配」です。これを手放そうと決めています。
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