
いつもありがとうございます。
青井あずさです。
先日4/23に、心理学入門講座をしました。
テーマは「癒着を手放して、大人の自分をいきるために」。
講座を振り返ります。
癒着は、本来あるべき心の境界線が、心がくっつくことによって、曖昧になってしまうこと。
すると、
自分の感情か、相手の感情なのか。
自分の問題なのか、相手の問題なのか。
自分の人生か、相手の期待する人生を生きているのか。
そういったことがわからなくなってしまうというのが、癒着の特徴です。
癒着は、子供の頃から当たり前のこととして、自然にやってきてしまっているものなので、とっても気づきにくいのが特徴です。
それに、
癒着=依存的、ダメなこと
という言葉のイメージがあるので、普段から自立的に生きている方にとっては、自分と切り離しやすく、自分のものと認めたくない傾向があります。
なので、反対にこう考えてみる。
「もし、自分の中に叶っていないビジョンがあるのなら、そこに癒着があるのではないか?」
ビジョンを叶えていく
自分を表現して生きていく
成功する
こういったことは、自分の中にある本来の愛、才能、光、セクシャリティを使って生きていくということですが、癒着がある場合、自分の中のビリーフと痛みの層が分厚くなってしまう、すると、自分の愛、才能、光、セクシャリティを表出し辛くなります。
だから、もし、自分のビジョンに近づけていないのなら、癒着があるのかもしれない、と考えてみる。
癒着は、Aタイプ:自覚的な癒着と、Bタイプ:無意識的な癒着があります。
Aタイプは向かい合わせの抱っこ型。だから癒着があるという自覚もしやすいですが、問題はBタイプの無意識型。このタイプは甘えたくても甘えられない状況がありました。甘えたくても甘えられない時、私たちは ”みじめさ・さみしさ” を感じます。
でも、その ”みじめさ・さみしさ” には耐えられないので、欲求も感情も抑圧します。そこで反転が起こる。甘えたいとは反対の気持ち「嫌い、嫌だ、うざい」という気持ちを使って背中合わせに癒着する、これがBの無意識タイプの癒着です。
Bタイプは、親を恨んでいる限り、恨みの感情を使って癒着します。
そして、同時にBタイプは心の中に理想の親ポジションを作り、そこにはまってくれる人を探して彷徨ってしまいます。これは、同意してくれる人が多かったように思います。
俯瞰して構造をみてみると、、、
Aタイプも、Bタイプも、どちらも、強い言葉になりますが、親離れができていない状態と言えます。
親離れができていないとは、依存のポジションでい続けてしまうということ。普段は自立的な対人関係を気づいていたとしても、癒着があって親離れができていないと、自分を表現して大人の自分を生きていくことが難しくなります。つまり、自分のビジョンを叶えにくくなってしまうということ。
そして、ここで一番大事なことですが、、、
自分の中の癒着に気づいた方には、特に言っておきたいこと。
癒着に気づいたら、それを責めないでください。
癒着は親離れができていないとか、依存的とか、大人の自分じゃないとか、いろいろ強い言葉を使ってはきましたが、それは、構造を理解してもらうために、便宜上使ってきた言葉です。
癒着は、「愛の気持ち」からしてきたこと。そして子供時代からナチュラルにやってきた自分の「愛し方」であるということ。
だから、癒着があったとしても、それは絶対に責めるべきではありません。癒着が続いていたのなら、そこには必ず続いてきたわけがあります。それは、甘えだとか、成長を止めているとか、そういうことではありません。あなたの愛の形を変えていく時期だよっていう、ただのお知らせです。
だから、癒着してきた自分を責めないでくださいね。
そこを責めたら、子供時代のあなたの愛まで否定することになります。今までの自分の頑張りを否定することになってしまいます。
そんなことをしたら、罪悪感や無価値感から、さらに新しい痛みを作ってしまうことになりかねません。
そんなことしなくても、癒着は手放していけます。
これは癒着の手放しの話にもつながりますが、
癒着してまで、親と繋がろうとしてきたその自分の頑張りや愛し方を、大人の今の自分が認めて、愛してあげることが大事です。
感情や欲求を抑圧してまで親とつながろうとしてきた自分の愛を認めて愛してあげてください。
その子が頑張ってくれたからこそ、今、みなさんとこうして講座で会えているわけだから。その子の頑張りがなければ、今のあなたはいません。それを認めて愛してあげて欲しいなと思います。
そのための方法として、一つはインナーチャイルドのケアをしていくことを提案しました。大人の今の自分と、子供時代の甘えられなかった自分(置き去りにされたニーズや感情)を、繋げてあげることが大事なります。
そして、AもBも、どちらのタイプも、癒着を手放すためには最終目標としては ”許し” をします。
許しは理解から始まります。甘えさせてくれなかった親への理解、可哀想だと思っていた親への信頼を取り戻していくと、痛みとビリーフの層が愛と統合されて、あなた自身の本来の力が表出しやすくなっていきます。
講座ではご質問を募集して、答える時間を設けましたが、時間が足りずに回答しきれない方がいらっしゃいました。申し訳ありませんでした。
このブログで回答させていただきたいと思います。
Yさんからのご質問
質問です。初めて講座に参加しました。
癒着の2パターンが混ざっていると感じています。手放し方はどちらも同じとなりますか?
Yさん!講座への初めてのご参加ありがとうございました。
早速お答えしていきます。
Yさんの感じ方「2パターンが混ざっている」という感じ方は、とっても正確な感じ方だと思います。
これは講座でお伝えしませんでしたが、実際2パターンが混じっている方も多いです。
Aの方が3割、Bの方が7割で癒着なんて方も多いかなと思います。
そして、AとB、どちらの手放し方も同じ ”許し”になります。
”許し”というと、Aが当てはまらないような感じがしてしまいますが、Aのほうも ”罪悪感” で癒着していますので、罪悪感を解消していく方法としては ”許し” の一択になりますね。
ちなみに許しの方法の一つとして ”感謝” があげられます。
感謝ができると手放せる。こころからのありがとうが伝えられると、そこに許しが起きて手放ししていけることは多いです。
Kさんからのご質問
最初の図でABともに同じ動きをしていました。ただ感情的には怒りを意識できていないだけかもしれないのですが、呆れがかなり強く、現実的な距離も遠い場合はBの傾向になりますか?
アンダーグラウンドの意味は?
直感で自分のことを感じれない時に、感じ取れるようになるおすすめの方法はありますか?
実母が元々いない方はどのような癒着を持ちますか?
Kさんへ
あきれるという感情は、まず、怒りがあって、その怒りと距離を置きたい時に「相手にあきれる」という感情になります。ですのでKさんは呆れているその相手に怒っていて、無意識下で癒着しているタイプということにはなりますね。
また、アンダーグラウンドについては、公にできない自分の欲求を発散する場所のことを表していて、それは、普段自立的な人が、お酒を飲んだ時だけ自分の感情を解放できるというような、依存の心理に似ています。反発心・反抗心の目覚めとして尾崎豊の例を出しましたが、実際のアンダーグラウンドは「誰にも言えない、言ったら嫌われる、隠したい自分」の解放場所という意味が強いです。
直感を感じやくするためには、観念の層と痛みの層を薄くするために、これもやっぱり許しをしていくのが一番の方法だと青井は思うのですが、それ以外にも楽しいことをするとか、体を動かすこともお勧めです。
また、お母さんが不在だった場合の癒着については、理想の母親と癒着するはずです。また、普段は自立的に生きていても、心の奥底では、理想の母親ポジションに入ってくれる人を探し求めて彷徨うという心の傾向が出てきたりします。
Sさんからのご質問
父親に対しても癒着しますか?その場合、母親への癒着の場合と、父親への癒着の場合の、大人になってからの影響の現れ方の違いはありますか?
Sさんへ、ご質問にお答えします。
お父さんとの癒着も、もちろん生じます。
ただ、その人がお父さんとの(A :意識レベルの)癒着を感じているのなら、おそらくSさんはお母さんとの間にも(B :無意識レベルの)癒着をしていて、背中合わせでしているが故に癒着としては自覚できていない。そんなパターンもあるかもしれません。
また、父親との(A:意識レベルの)癒着がある場合、娘はお父さんと依存関係になりやすいです。すると、それはエディプス・エレクトラコンプレックスの勝者になりますので、娘のパートナーシップは「(お父さんを奪ってしまって)お母さんに申し訳ない」という罪悪感を無意識下に抱えやすく、そうすると、罪悪感由来の問題を抱えやすくなる、なんていう場合もあります。
また、父親に恨みがあって(B:無意識レベルの)癒着がある場合は、それは権威との葛藤になりますので、お父さんへの罪悪感が社会に投影されるので、そうすると、自分が権威になることに抵抗が出てくる場合があることがあります。また、自分が親になることも権威になることですから、子供を持つことに抵抗があるなんていう影響の出方をすることもあります。
これが、全員に当てはまるといういことではないのですが、もし、気になるようでしたら、青井の初回無料の電話カウンセリングなどご利用くださいね。
Kさんからのご質問
執着を手放すの、『手放す』というのはどういう状態になることですか?
昨年秋に彼脳枠で別れてスッキリしていますが、まだ時々思い出すとイラッとするし、思わず「バチが当たればいい」と考えてしまいます。笑
これは手放しができているのではなく、まだ執着しているということでしょうか?
Kさん、ご質問ありがとうございます。
執着の手放しとは、特定のモノ・人・結果への「これじゃないとダメ」という固執や、失う恐怖から解放され、「それがあってもなくても、私は幸せ」と心から思える状態です。
質問文を見る限りでは「ばちが当たれ!」と思うあたりは、まだちょっと執着があるのかな?と感じますが、Kさんにお伝えしたいのは、「執着は全部なくさないとダメ!」というわけではないのでは?ということです。
「今、元彼のことを考えてしまって、しんどくてしょうがないですわ!」って、思うのならば、手放しましょうよってなりますし、お手伝いしますよってなりますが、Kさんは笑いが出るくらいに、今、いい感じなのではないですか?
もし、新しいパートナーができないのなら、あなたの心の椅子に元彼が座っているから、手放しましょうよとなったりはします。そのときは手放しに取り組んでみてもいいかもしれませんね。
Kさん、ご質問ありがとうございました。
こちらにお問合せください。
<カウンセリング予約センター>
06-6190-5131
受付時間 12:00~20:30
月曜定休(祝日の場合は翌日代休)





