こんにちは。青井あずさです。
いつもありがとうございます。
本日の記事はアメブロに寄稿したものです。
危機のときに衝突するのは…
6月の最初の週の事。
関東の一部で、ひょうが降る日がありました。
テレビ等でも大きく取り上げられていたので被害状況を目にした方多いかもしれません。
私の住まいもひょう害を受けました。
「ピンポン玉くらいの大きさのひょうが降ってきた」と取り上げられていましたが、私の体感としては「テニスボールくらいの石が空から高速で振ってきた」という感じだったのですよ。
とても大きな音で、怖い思いをしました。
幸い家族にも知り合いにも、近所の方にも怪我はありませんでした。
それは本当に良かったこと。
でも、自家用車、そして稼業の農業を支えるビニールハウスが大破損したのです。
被害総額もとても大きくて。
「あぁ、どうしたらいいんだろう、どうなっちゃうんだろう」
良くない想像が頭の中を駆け巡ります。
その日は不安でなかなか寝付けませんでした。
ひょうが降った次の日から、私はとてもイライラし始めました。
なぜかというとですね…
夫の手配が全て後手後手になっているように見えて、対処がとても遅く感じたからです。
なので、口をはさみたくなるのですよね。
「○○より先に、被害状況を説明するべきじゃない?」
「○○には連絡した?」
「○○さんは何て言っていた?」
などなど‥
とうとう夫は怒り始めて、こう言いました。
「そんな風にうるさく言われると
萎えるんだよ」
うんざりした調子で言われたのです。
萎えるって…その言い方!
私は心配しているだけなのに。
「だったら、とっとと手配してよ!
こんなにイライラさせて
心配させないでよ!」
…って言いますよね、普通。
結果、大喧嘩になりました。
喧嘩の後に少し冷静になったとき。
助け合うべき時に、よく喧嘩になる私たち夫婦。
実は危機がある時に、一回ぶつかることを繰り返しています。
どうして最初に一回ぶつかるかな。
夫の言っていた信頼、私の言った心配という言葉がヒントになって、私はあることに気付きました。
私、夫に対して信頼ではなく心配を送っていた。
そして心配するあまりに、夫の感情に癒着していた!ということに気付きました。
心配と信頼。
心配からの声掛けをするか、信頼からの声掛けをするか。
この「心配と信頼」は心理の世界では良く出てくるワードです。
心配というのは、行動動機は恐れです。
その人の上手く行かない未来を選択して、それを回避するような声掛けになる、ということは「上手く行かない未来」の方を信じているということ。恐れを選択しています。
対して信頼とは、行動動機は愛です。
たとえどんなに大変な状況でも、その人の良い明るい未来を信頼して、相手に相手の人生をまかせる事。愛を選択しているのです。
癒着とは相手の心と自分の心の境界線がなくなってしまって、相手を自分のように扱ったり、相手を無力な存在としたり。
癒着とは相手との関係性におけるしがみつきのことなので、結果的には自由がなくなり、関係性も悪くなります。
心配を送られて、癒着をされる側としては「自分の心の中に相手が入り込んでくる感じ」になるので、距離がとても近く、うっとうしく感じます。
それなので離れたくなるわけですが、離れるために使うのが相手への怒りなのですね。
夫の「萎える」発言は、わたしとの距離をとるためでした。
そして、恐れを選択して心配を送っていた私。
なんで夫に対して不安を感じていたのだろう。
癒着するには何か理由があります。
恐れを選んだ理由、癒着した理由
私が今回の危機に関して、恐れを選んだ理由。
それは、過去の危機を思い出したからです。
2011年の大震災の時、電力供給が止まり夜間の保温が出来ず稼業の農業は大損害になりました。
あのときは東日本側の交通インフラも一旦止まり、出荷先も被害が大きいところが多く、とても大変な年でした。
もう一つは2014年の雪害の時、最盛期にもかかわらずハウスの被害が大きくて、こちらも損害が大きかったこと。
その二つの事を思い出して、「またああなったらどうしよう」という恐れを見たからでした。
それは心配になるのも無理はない、そう思います。
でも、その危機を乗り越えた事は見ていなかったのですよね。
だから夫に対して心配しかできなかった。
過去の危機は確かにありました。とても不安だった。
けれども、その危機を乗り越えるために尽力してくれた夫への感謝がなかったのです。
だって、先週のひょうが降る日までは、平穏な日々を送っていたのです。何も生活の心配のない日々。
過去の危機から、何でもない日常に戻るためにしてくれた夫の努力に対して、私は感謝をせずにいたから。
だから危機は危機のまま、不安な出来事として記憶されていたのでしょう。
忘れていた感謝
危機を乗り越えてくれた夫への感謝ができていたら、今回の危機に関しても、「夫なら大丈夫!」と思い、心配ではなく信頼を送れたのではないかな、と思います。
私が心配して癒着していた理由は、夫への感謝を忘れていたからだったわけです。
今からでも遅くはないと、夫への感謝を心の中で伝えてみました。
あの時も、あの時も、先の見えない不安と家族を食べさせていくプレッシャーを抱えながらも、踏ん張ってくれた夫。
本当にありがとう。
そう思うと、なんだか夫がとても頼もしく感じます。
だってあの危機を乗り越えてきてくれたのだから。
あなたなら大丈夫。
夫にそう伝えてみると、「まぁそうだね」と普通に受け取っていました。
愛を送ると自己愛があがる
夫の反応はあっさりとしたものでしたが、夫に信頼を伝えられると何がいいかって、私の心が軽くなったこと!これがとても良かったのです。
最初の方で私は、信頼とは愛の選択だと言いました。
相手に信頼を送る時は自分が愛の選択をしていることになります。
愛を相手に差し出せる、というのはそんな自分は人からの愛を受け取れる存在だ、という投影がおきるので、気持ちが軽くなったと感じたのだと思います。
また、愛を選べた自分がなんだか誇らしい感じがします。
信頼ではなく心配や恐れを選んでしまう時、そこにはそう思ってしまう過去の出来事があったのかもしれません。
でも、そこを整理してみると、恐れを手放すためのヒントが隠れているようです。
心配や恐れを手放せない時は、ぜひカウンセラーに頼ってみてください。一緒に愛を見つけましょう。
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