青井あずさ オフィシャルブログ

心理カウンセラー 青井あずさのオフィシャルブログです。 カウンセラーの観点からの心理分析を行います。

心理カウンセラー青井あずさ(あおいあずさ)
東京地区担当。1978年生まれ。茨城県出身。
夫婦間でひどい問題が起きても、心理学を学んだことで今までの自分の物の見方を変えながら相手を理解することを続けた結果、一人の男性を愛し続ける事ができている。
パートナーシップや家族関係を中心に人間関係の問題全般を扱う。持ち前の感覚と感性を使い、クライアントの繊細な感情を読み取り、表現することに長けている。痛みや苦さを癒した先に見えてくる自己実現までをサポートすることが得意。現在、夫と息子と3人暮らし。
2023年からは神戸メンタルサービスの講師を担当。

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カテゴリ: 自己実現


ここ最近の面談カウンセリングでは、素晴らしいことが沢山起きています。

 

みなさんが愛を選ぶ瞬間。

 

愛してもらうことよりも「誰かを愛していく」ことを選ぶ瞬間です。

クライアントさんが本来の自分に帰っていくという場面に何度も立ち会わせていただきました。 

 

セッション中、あるいはなんてことはない雑談の中で、その瞬間は不意にやってくるので、私はみなさんの愛に圧倒されて、セッションが中断しそうになるくらい心揺さぶられます。

 

そんな時、私はこんな風に感じます。

 

この人って、本当はこんなに美しい人だったんだ。

この人の本来の姿はこうだったんた。 
この人らしさが発揮されて輪郭がとてもっはっきりと見える。 

 

あんなにもがいて苦しんでいたのは、長い間あの苦しい場所にいたのは、この美しさに帰るためだったんだなぁと感じます。

 

問題よりも相手を見始めたことで、自分の痛みから自由になっています。解放感を感じて、目の前が開けていく感じです。すがすがしくやる気に満ちています。

 

痛みや苦しみの中から、よくぞここまで来ましたよね。

これが奇跡かぁ、とため息まじりに呟きたくなります。

 

奇跡って魔術的なで現象ではありません。

 

奇跡って、言葉にすると「知覚の変換」のこと。

 

誰かに対する憎しみを、その人を愛を持って見る方向に移行することです。

 

知覚が変わり、ご自分の世界の見方が変わり、そして、その方の世界が変わっていきます。

 

心が変わったことで、実際にその方には大きな変化が起きることがとても多いです。現実が変わっていくことが起きていきます。

 

そんな時に、私はみなさんの素晴らしさに圧倒されて、ただ見ているだけ、そんな気持ちになります。

 

あぁ、流れに乗ったんだな、と感じます。

 

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痛みが大きい時、私たちは知覚を変化させることをとても恐ろしく感じます。

変化が怖い、自分が変わることが怖い、自分の世界が変わることが怖いのです。

 

エゴはとても良く私たちのウィークポイントを知っているので、もっともらしい理由やエゴらしい正当性を持って変化しない方がいいと私たちにささやきます。

 

「絶対無理、絶対また傷つくよ」

「今までだって散々傷ついてきたじゃないか」

「もう一度やって傷つくなら、現状維持の方がマシ」

 

そして、私たちが実際心で感じているのは、こんな感じの事です。

 

「何にも持っていない自分がなぜ、自分を変えなければいけないのか」

「今でもこんなに辛いのに、なぜ私がもっと何かをしなくてはならないのか」

 

変化することが怖いから、そんな風に感じているのです。

 

どうしても変化が怖いと感じる時は、私たちの心の今まで開かれていない部分が開かれようとしている時です。

 

だから怖いのは当然です。

 

せっかく罪悪感を見るところまできたのだから、越えていこうよ、とサポートします。支えていきますよ。

 

痛みや苦しみは人それぞれかもしれませんが、自分を変えていきたい、幸せになりたいと思うのであれば、その変化の機会は誰にでも平等に訪れます。勇気と意欲があればこえていけます。

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こんにちは。

カウンセリングサービスの青井あずさです。

いつもありがとうございます。

 

 

私にはMという親友がいます。

先日、都内から私の住んでいる群馬県まで

遊びに来てくれた時に、

一緒にお酒を飲んでいたときの事。

 

Mはこんなことを言いました。

 

「母に愛されてないって思ってきたけれど、

そう思うのは、

愛されたことがあるからなんだよね」

 

母から愛されて満ち足りた経験があるから、

愛という人の温もりを知っているから、

だから、不足に思うこともあったのよね。

 

そんな風にいうMの横顔を見ながら、

私は嬉しさと喜びと尊敬が入り混じった思いが

さざ波のように胸に広がるのを感じていました。

 

あぁ、彼女はお母さんを許して、

とうとうお母さんの愛を認めたのね。

そんな風に感じていたのです。

 

 

Mは、私がカウンセラーになるために通っていた

神戸メンタルサービスの受講生時代からの

付き合いの友人です。

 

知り合ったばかりの時の彼女の印象は、

「こんな可愛らしい子の胸の中にさえも

こんなにも沢山のハートブレイクがあるのだなぁ」

というものでした。

 

Mにも私にも、

母に対して沢山のハートブレイクがあったので、

話が合ったのかもしれません。

 

「もっと愛してほしかった!」と、

文句を言い合っていたし、

「長女って損だよね」と、

お互いが長子であることを嘆いていました。

二人とも下に妹がおり、

妹の方が愛されていると思ってきたのです。

(長女あるあるですね)

 

そんなふうにして、

お互い自己嫌悪が深かった時代を良く知っているのです。

 

だから、Mの道程を思い、その言葉の重みを感じて、

ここまで歩んできた彼女が眩しくて。

とても美しく見えました。

 

 

 


「母を許せない」ということは、

対人関係の基礎となる部分に「人から受け入れられる」という

信頼ができない、ということに繋がります。

 

対人関係が上手く行かない時には、

カウンセリングで「お母さんをやりませんか」と

提案するのはそのためです。

 

お母さんの愛し方は上手ではなかったかもしれないし、

ハートブレイクも山ほどあるけど。

今思い出したって「そりゃないよ」と思うことも

沢山あるけど。

 

そんな母を許して、

「それでも愛されていた」と思えると、

そのことを対人関係に投影しますから、

少々のことがあっても受け入れられたり、

相手のがっかりポイントを許して、

新しい関係を築こうと思えたりします。

 

お母さんを許すって、

お母さんを許せるほど成熟した心になるってこと。

 

自分のハートブレイクさえも越えて、

母をを包み込めるほど、大人の心を持つこと。

 

それが出来たならば、

どんな場所にいても自分の居場所はあるでしょうし、

そんな自分に自信が持てるでしょう。

 

そして自分に似た所があるお母さんを許すとは、

深い自己嫌悪を癒すということでもあります。

 

だって、あんなに怒るお母さんが嫌いだったのに、

自分が怒る時はあのお母さんにそっくり!

なんてことはないでしょうか。

それは、お母さんの自己嫌悪を

引き継いでいる時に起こるやつ!です。

 

だから、お母さんを許すって、

自分の自己嫌悪を癒すということでもあるわけ。

 

そして自己嫌悪が癒されてきたら!

次は自己実現に向かいます。

自己嫌悪が癒されると、

自分の幸せを自分で許可できるようになるためです。

 

自分はどうやって生きていくか。

どんな自分でいたいのか。

自分のセクシャリティや魅力を受け取って

どう活かすか。

ここからは、ワクワクを感じて、

怖さを越えながら、

自分ビジョンを見るところ。

 

この辺りまで来ると、

本人も自分の魅力を自覚して

影響力を使うことが出来るように

なっていくようです。

 

 みきこのイメージ

最近のMはとても魅力的です。

 

もともと可愛い人ではあったけど、

今は自分への自信が加わって、

可愛らしさに美しさが加わって、

とても大人っぽい魅力を放っています。

仕事も順調。

着々と昇進を叶えていて、

自分の望む働き方ができているみたい。

 

許せなかった人を許し、許せなかった自分を許した今は、

彼女と話していても、昔のような文句は出ることは少ないです。

 

今、よく話すのは恋愛の事。

どうやって彼を愛そうか、

彼を愛するためにどんな自分でいたいのか。

あるいは仕事のこと。

どうやってキャリアアップしていくか。

どうやって努力を自信に変えていくか。

そんなことを夜中まで良く話し合っています。

 

今のMが幸せそうで、私も嬉しい。

Mのここまでに至る道のりを尊敬しています。

M、いつもありがとう。

 

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2回目以降  

      ・4回セット 14,300円(税込)

      ・単発(1回) 5,280円(税込)

 

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こんにちは、カウンセリングサービスの青井あずさです。

いつもありがとうございます。

 

昨日、カウンセリングサービスHP内のコンテンツで

「すぐに役立つ心理学講座」の中の「カウンセラーのコラム」に
わたくし青井の書いた記事が掲載されましたので、ご案内します。

 

過去の体験からお金にくっついていた
ネガティブなイメージを変える事で、
お金に関する見方を変えたという
実体験を掲載していただきました。

 

過去の自分の痛みに触れるのはとても勇気のいる事でした.

掲載しますので、よかったら読んでみてくださいね。

 

 

 

 

「お金と仲良くなりたいのなら、お金の見方をポジティブにすること」

 

お金と心理には深い関わりがあります。

お金には自分の価値観や観念を映しやすいものです。

お金にネガティブなイメージを張り付けていた場合は、お金が入ってくるチャンスや縁を見逃してしまう、または自分から遠ざけてしまうことがあるようです。

逆に、お金に対してポジティブな印象を持っていれば、お金が入ってくるチャンスをつかみやすい、ということなんですね。

 

私がお金に映し出していたのは「過去の自分の痛み」だったのですが、それをポジティブに変えていくためにやったのは「愛を受け取る」ということでした。

 

◇ ◇ ◇

 

「お金と欠乏感がくっついている」

「お金は悪いもの」

「私はお金を稼げない」

 

これらは私がお金に抱いていたイメージです。

私はこんな風にお金に対してネガティブな思いがあったので、お金との付き合いは上手ではありませんでした。

お金に対していつも欠乏感を感じていましたが、不思議なことに実際お金が入ってきてもあまり嬉しさって感じられないのです。

給料日になってお金が入っても、なくなることを思うと憂鬱になって、銀行口座を見るのが嫌い。

臨時収入があったときも一瞬は安堵感を感じるのですが、すぐにどうでもいいものを買ってしまって気付いたらなくなってる!

いつの間にかなくなっちゃうから、あっても不安だし、なくても不安。

 

私、お金、苦手かも。

そう思っていました。

 

どうしてこんなにお金に対して苦手意識があるのか、それに気付く機会がありました。

 

先輩とカウンセリングの話をしていたときの事。

私はもともと自己嫌悪が強いタイプなので、人前に出ていくことや自分を表現していくことが苦手でした。

人からどう見られるかを気にしてしまって、表現にストップがかかるのです。

 

「どうして自分を前に出さないの?もっと前に出て行かないとあなたがカウンセラーとしてやっていることが伝わらないよ。どうして、稼げないと思ってる?」

そう聞かれた時に、ものすごい痛みを感じる思い出がよみがえってきたのです。

ちょっと暗い記憶です。

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私は、大学中退後、結婚前までの約15年間を東京で社員、派遣社員で働いてきました。

転職ばかりでした。

朝になると会社に行きたくなくてものすごく気が重かったこと、会社で倒れたり、会社で仲間外れになったり。

そんなことを繰り返していたので、「社会に出ても役立たず」そう思って毎日自分を責めてきました。

 

「社会に出ても…」ということは、幼少期に家庭内でも自分を「役立たず」という風に感じていたみたい。

父も会社勤めだったけれども、会社でいじめられて辞めてしまったことがあったのです。

父は深く落ち込み、母は不安からヒステリックになり、父と母はお金の有り無しで良く喧嘩していました。

その様子を見ていた私は「私がいなければもっと父も母も楽だったろうな、お金に悩まなくて済んだのに」と感じていました。

自分をお荷物だと思っていたのです。

子どもってその幼さ故に「親の不幸全部自分のせい」と感じてしまうので、私は自分を役立たずと思って責めてきたのでした。

 

それらのお金に纏わる思い出から、私の中では「稼ぐこと」イコール「もう一度あの時の惨めな気持ちを感じる事」と繋がっていたのです。

あの時と同じ惨めな気持ちなんてもう絶対に感じたくない!

だから、お金を稼ごうとするとあの時と同じ事が起こるのでは?と思ってしまい、結果「お金が稼げない私」という思い込みがあったのです。

 

そこで、先輩からこんなことを聞かれました。

「当時、助けてくれようとした人はいる?」

 

助けてくれた人?

こんなに惨めな思いをしたって話しをしているのに、助けてくれた人?

そんな人いたら、こんな気分になってないわ!

…という怒りが出てきました。

 

ですが、私も心理学を学んできたのでこれがどんな質問であるか、ということもわかるのですよね。

罪悪感を感じている時は、愛を受け取れません。だから、愛を受け取るための質問なのです。

 

私には「自分は役に立てない」という罪悪感があるけど、この罪悪感を感じたくないので、当時の会社の上司や先輩たち、同僚たちに対して「助けてくれなかったじゃない!」と怒りに転嫁していたのです。

だから「助けてくれた人なんていないわ!」と思ったのです。

 

でも、そうやって怒りや自分責めを感じている間って、周りからの愛を受け取れてないのです。

そして、自分は被害者だと思い込んで、そこから動かないようにしていたのは自分。

ここから前に進みたい。

お金に張り付けた惨めさを感じるのはもう嫌だと思いました。

私、自分の罪悪感を感じて動けなくなっていたけれど…

罪悪感を癒すには、もう一度、愛を受け取りなおすこと。

 

私を助けてくれた人、思い出したくなかったけど、いました。

すっかり忘れていたけれども、いたんです。

 

「このまま会社の人と顔を合わせずに辞めたい」と言った私に対して「悪いことをしたのではないのだから、きちんと挨拶しに来なさい」と言って怒ってくれた当時の課長。

 

休みの日にディズニーランドに連れて行ってくれた女性の先輩。

 

落ち込んでるときに飲みに誘ってくれた嘱託社員のおじさん。

 

気にかけていてくれた同僚。私が辞めた後にメールをくれましたが、私は自分の惨めさにハマっていて、返事を返していませんでした。

 

みんな、気にかけてくれていた。

他にも私を助けたかった、でもできなくて歯がゆい思いをした人がいたかもしれない。

私が自分の痛みでいっぱいで、その思いに気付いていなかっただけで、私、思われていた。愛されていた。

会社を辞めてからもう15年近つけれども、思われていたということを初めて受け取ることができたのです。

そして、当時の私を気にかけてくれていた会社の人たちに、初めて「ありがたいなぁ」という思いを感じました。

なんだ、私愛されて許されてたんじゃん。

そう思われてたなら、私も役立たずだと思っていた自分のこと、許せるかも。

もうお金に惨めさをくっつけて自分を責めなくてもいいかもと思えると、ホッとする気持ちでした。

 image7

私にも助けてくれようとした人がいるのだから、きっと当時の父にも。

父にも助けてくれようとした人はいたのでしょう。

そして、父が辛い思いをしても働いてくれていたのは、家族を思ってくれていたから。

もしかして、私がいたから、お父さんも何とか頑張ってこられたのかもしれないな。

 

「罪悪感が溶けると、愛が入り込んでくる」と言います。

 

私のお金に関する罪悪感が緩んできたのだと思います。

あれほど前に出ていくことが苦手だと感じていた私ですが、最近はカウンセラーしての自分を前に出すことに許可が下り始めました。

講演すること、動画をとってアップすること、SNSで発信することなど、人前に出る事に挑戦できるようになってきたのです。

これが嬉しいんですよね。

これでやっと私の応援を届けることができる。

私の表現を受け取ってくれる人に対して、嬉しさと感謝でいっぱいになります。

カウンセラーとして人前に出て、自分をアピールしていくことに抵抗がなくなってきた私は、表現を受け取ってくれる方々との繋がりができるようになりました。

 

お金に関するイメージも変わりました。

お金に感謝を感じるようになったのです。

私が働いたことに対するありがとうが、このお金。

あなたがしてくれたことへの感謝が、私からのお金。

そうやって見られるようになると「お金って私の味方じゃない!」と感じるようになりました。

私がお金に張り付けていた痛みと惨めさは、私の周りを循環する愛と感謝に変わったのです。

 

お金に乗っているのが感謝と自分の味方だっていう感覚なので、お金を怖く感じることもなくなりました。

最近の私はお金に興味深々。お金に関する本ばかり読んでいます。

お金を運用していくことにも興味が出てきました。

お金のことを考えるとワクワクする!

お金とやっと仲良くなり始めたのかもしれません。


 

 


🥇K-1
グランプリ、迫る!

青井も登壇させていただきます。
緊張しながらですが(心臓つぶれそう…)一歩一歩、進めています。

私のテーマは「罪悪感」と「赦し」。
これが、私の人生を一番好転させてきたからです。
私の過去最高に許せなかった相手についてお話させていただきます。
私の大変が誰かのお役に立てればいいなと思いながらお話させていただきます。

青井の出番は5番目、15:20-15:40です。


K-1GP2021autumn_OGP

・日時:2021/11/23(火祝)13:0017:00
・会場:Zoom|オンライン会議システム
・料金:3,300
・参加条件:18才以上の方
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YouTubeで告知も!ありがとうございます。


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こんにちは。カウンセリングサービスの青井あずさです。

いつもありがとうございます。

 

最近、罪悪感について学んでいるところです。

過去に読んだ本を読み直しているのですが、3年前、4年前とは違う所に反応している自分が面白いですね。

当時とは見方、考え方が変わってきているのかもしれません。

 

罪悪感のベース

 罪悪感とは、無意識のうちに自分の幸せを遠ざけてしまう感情として、心理学界隈ではめちゃくちゃ有名です。

罪悪感とは、一般的には「悪いことしちゃった」時の感情として使われますが、心理学での「罪悪感」の場合は、もっと多くの種類の感情をを含みます。

 

たとえば、

「悪いことしちゃった」の他にも、「しなくてごめんなさい」というものもあります。
これは実際には「悪いことしちゃった」よりも大きい感情だと言われています。

他には、実際に自分自身について考えた否定的な感情のすべてが罪悪感になると言われているのです

そうなってくると、虚しさ、無力感、無価値感、不足感なども罪悪感に含まれるのです。
自分をディスったときの言葉が全て罪悪感になりうるのです。

 

そのようにしてたまっていった罪悪感というのは、意識の底に沈んでいき、自分自身に(無意識に)処罰を要求するのです。

たとえば、罪悪感があると、自己罰的な事象を選んでしまうとか。

幸せになりたいと思っていても、罪悪感があることで無意識的に幸せになりにくい選択をしていることがあるのです。

だから、罪悪感手放しましょうとか、ゆるめましょうとか、言われているのですね。

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自分責めを罪悪感にしたくない

自分にかけた否定的な感情や考えや言葉が、すべて罪悪感となるのだとすると、ですよ。

日々自分をディスった言葉が罪悪感になって、自分の幸せを遠ざけることになるのなら。

やっぱり、自分責めをやめたい!とおもうわけです。

 

よく、「自分を責めるのをやめましょうね」っていう記事を見ますでしょ。

あれは、自分責めが罪悪感に結びついちゃうのを避けたい意図があるのですね。

 

しかし、なかなか止まらない自分責め。

カウンセリングの現場でも、「それは自分責めすぎですよ~」ってお客さまに言うことは多いです。

 

これはひとえに、自分責めにどんな影響があるか、というのを実感されていないからだと考えました。

 

自分責めが実際の生活にどんな影響があるのかっていうのは、意識できないことが多いのではないでしょうか。

そこで、自分責めがもたらす影響を知っていただけば、自分責めをやめるモチベーションになるのではないかな、と考えて、今回記事にしているわけなんです。

 

自分責めのダメージ

私の場合、

「自分責めが後々結構なダメージになる」、と意識しだしたのは、毎日のルーティンワークからです。

 

稼業の農業で、6月から11月は路地ナスの収穫をしています。

朝4時半から大体10時まで、約5時間を収穫作業をしているのですが、体力的にけっこう大変。収穫中は無音で無言でひたすら収穫。

すると自動思考が出てきます。

 

「暑い、無理、もうやってらんない」

「今日中にあそこまで終わらせたいのに、全然終わらない」

 

いつもこんな感じの言葉を心の中でぼやき始めます。

 

ここから、

「終わらないのは私のせいだ、私がノロいからだ、私のバカ!」みたいな自分責めの言葉が始まるのですが…

 

ここで自分責めっぱなしでいると、その日一日の調子が悪いことが多いのに気付いたのです。

自分を責めて収穫をした後は、一日中イライラしてしまったり、イライラの解消として過食したり、買い物しすぎたり。

最初は、まさか自分責めが影響しているなんて思ってもみなかったのですが、なんとなくその後の不調と結びついている気がすると気付き始めました。

 

対して、自分を認める言葉をかけた時は、収穫後のぐったり疲れた体でも、充実感を感じていて、その後のパフォーマンスも良い気がする。

 

やっていることは毎日同じ、でも自分責めだと不足感&徒労感、自分褒めだと充実感に連結しているかも、と気付きました。

 

なので、ぼやきが出てきたら、自分責めが始まる前に自分承認を意識的にやってみることにしました。

 

「暑い、疲れた、無理」ぼやきが出てきたら、

「いやいや、こんな暑い中、私よくやってる」

「スローペースたけど、これが私だし」

「この暑い中、頑張ってる、すごい」

って、意識的に自分に声掛けしてみました。

 

すると、そこまでの徒労感がない。

充実感で終わることが多い気がする。

自分への声掛けでその後の気分が決まるし、自分が選んだ声掛けで自分の気分を決められる気がする。

自分責めをやめる気付きの承認なので、腹の底から「すごいね!」って思えないときも多いです。

でも、過去5年で記録こそ付けてはいないのですが、毎日のルーティンワークの中で試してきて、これは効果あるかも、と感じているのです。

 

勿論100パーセント確実ではないですし、その前の日の気分に左右されることもあります。でも、自分責めっぱなしのときよりは良い気分のときが多いのです。

 

自分責めをやめて承認を

先ほど言った通り、カウンセリングに来てくださる皆さん、自分責めが習慣になっており、自動的に自分を責めることにはまっています。あるいは自分責めに気付いてさえいない場合もあります。

 

たとえば、

ノルマを達成できなかった時ほど、自分に厳しい言葉をかけてしまったり、ミスした時ほど、無意識に自分を叱責する言葉をつぶやいていたり。でもそれが当たり前になっていたり。

 

でも、そんな時こそ、自分を承認する言葉がけをしていただきたいのです。

辛い時に自分責めをしてしまうと、その後のパフォーマンスが下がりますから。更に自分のエネルギーを減らしてしまうことになりますから。

上記の私みたいに、腹の底からの承認でなくても最初はかまいません。自分ディスをやめるきっかけとして、気付いたら承認の言葉をかけてみてほしいのです。

「自分のパフォーマンスが下がるから、自分責めやめよ。とりあえず承認しておこっかな。よしよしよくやってるね」

って感じでOKです。

 

 責めたいときのイメージワーク

最後にご紹介するのは、ちょっとしたイメージワークです。

時間がある時に、私がやっている承認の方法です。

 

何かミスや失敗や残念なことがあったとき、

自分を責めてしまっている時に。

 

あなたの大事な人、親友が同じことをしたら、

今のあなたと同じ場面に、彼らが出くわしたなら、

あなたは親友に対して何と言葉をかけますか?

 

その言葉をそのまま、今の自分にかけてあげてください。

もしくはその言葉を、大切な人が自分に言ってくれるのイメージしてもいいです。

 

親友にかけるような優しい言葉を、自分に言う練習です。

 

私は自分が失敗して落ち込み、自分責めをしてしまうそうなとき、親友のMのことを考えます。

Mが私と同じ失敗をしたら、私ならこう言うなって。

「そっか、それは大変だったね。辛かったね。
 でもさ、そんな失敗どうでもいいくらいにMが好きだよ。」

 

そうしたら、この言葉をMが自分に言ってくれるイメージをしています。

 

皆さんもよかったら試してみてくださいね。


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こんにちは。カウンセリングサービスの青井あずさです。

いつもありがとうございます。

 

皆さま、お待ちかねの嫉妬の記事ですよ~()

でも今回は嫉妬される側の話です。

嫉妬されるのって、怖いよねって記事です。

そしてそんなときはどんな風に考えたらいいのか、書いていきたいと思いますよ。
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続きを読む

こんにちは、カウンセリングサービスの青井あずさです。

いつもありがとうございます。

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私のブログで人気の記事は「嫉妬」に関するものです。

皆さま、もしかして…めっちゃ嫉妬した時期があるの…かな?

 

なーんだ、早く言ってよ~!

嫉妬するのって私だけじゃなかったのね!

と昔の私が言っていますよ ()

 

そうなんですよね、嫉妬って意外にみんな苦しむ感情なんですよね。

嫉妬心って、激しい感情なのでね、人にも知られたくないから隠しますし。

私にとっての嫉妬はみじめさ、劣等感を引き連れてくる嫌な感情だと思っていました。

 

過去の私はこう思っていました。

「自分はダメで、恵まれなくて、愛されなくて、足りないものだらけ」

だから、自分が持っていないものを持っている人を見ると、劣等感を感じていたのです。

 

あの人にはあるけど、私には(欲しいのに)ない、という劣等感。

だから嫉妬の対象とは距離を取りたくなるのです。

その人を見ると、その人の魅力、才能、持っているものがキラキラと私に降り注ぐから。

彼女がキラキラと見える分だけ、私の劣等感がうずくのです。

 

でも、私は心理学を学び始めて、嫉妬への魔法の言葉を教わりました。

それはこんな言葉です。

 

「嫉妬感情が出てきたら、次は私の番だと思うこと」

 

嫉妬の対象が自分の周囲にでてきたということを、自分がそうなるための予兆だと思ってみるのです。

うらやましい人を、自分の味方に付けてしまうの。

 

私はこの「次は私の番」と言う言葉に力をもらってきました。

すごく助けられてきたのです。

 

私は嫉妬することが多かったけれど、嫉妬が多いということは抱えている劣等感も多かった。

だから、うらやましさから距離を置いてしまった人も多かったし、心の中は劣等感とみじめさで嵐のようでした。

 

でも、「嫉妬感情が出たら、次は自分の番」と思うことで、惨めさや劣等感の嵐の中から抜け出すことができるようになったのです。

「欲しいものを手に入れるには、今自分には何ができるか、何をすればいいか」と考えるようになったのです。

今まで嫉妬でぐるぐるしていたエネルギーを、前向きな気持ちに変えることができたのです。

 

劣等感や惨めさを、自分の力で前向きな力に変えることができるかも、というのは、私にとってはすごく救いになったのでした。ぐるぐるしている時に八方塞がりなのが自分には一番つらい事だったから。

 

次は自分の番と思うことは、「手に入れていい」と自分に許可を出しやすくすることでもありますから。

ベクトルが急に自分に向いてきた気がして、気が引き締まるというかね。

 

身近な人に良い事が起こっているところに嫉妬してしまう時、そんな時は自分にも良い流れが来ていることも多いもの。

ぜひ、この「自分の番」を思いだしてみてくださいね。

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こんにちは。

カウンセリングサービスの青井あずさです。

いつもありがとうございます。

今日は「前に進むことへの恐れ」への取り組みについてお話します。

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