こんにちは、カウンセリングサービスの青井あずさです。
いつもありがとうございます。
先日3月の待機スケジュールを発表しましたが、そのブログの中で1本の映画をご紹介しました。
システム・クラッシャー(2019年ドイツ)
監督: ノラ・フィングシャイト
配信:U-NEXT、Amazon prime、YouTube、GooglePlay movie
公式サイト:https://crasher.crepuscule-films.com/
あらすじ:
幼少期のトラウマが原因で自分を制御できず、すぐに怒りを爆発させて容赦なく暴れてしまう少女ベニー。行く先々でトラブルを起こし、施設をたらい回しされていた。そんな中、非暴力トレーナーのミヒャが、水道も電気もない森の中の山小屋で、ベニーと2人だけで過ごす隔離療法を提案する。
こちらの映画を4月16日(水)の神戸メンタルサービスのカウンセリング講座「インナーチャイルドについて」で扱おうと思っています。
この映画をインナーチャイルドの講座で扱おうと思った理由があって、それが、「カウンセリングの中で出会うクライアントさんのインナーチャイルド」にそっくりだと思ったからです。
みなさんはインナーチャイルドってご存知ですか?
インナーチャイルドとは、内なる子供を指します。
カウンセリングでは「自分のきずつき」「未消化の感情」の象徴としてセラピーの中で扱われることが多いです。
私は、インナーチャイルドとはトラウマの部分だと感じています。
カウンセリングの中で、時間をかけ信頼関係をつくり、安心や安全が馴染んできた頃にやっと出てくる、私たちの中のもっとも弱くて、自分でも弱みだと思っていて、誰にも見せれなかった、自分でさえも気づかなかった、痛みの部分です。
その痛みは、自分の性、生存、つまり命にかかわるような部分の傷つきであることが多いように思います。
だからとっても繊細に扱う必要があるし、とっても大事に扱わなければいけないと思うところでもあります。
私は、自分から積極的にインナーチャイルドのセラピーを扱うことはあまりしないのですが、プロセス的にはどうしても扱わざるを得ない場合、扱った方がいい場合というのが出てきて、それが、
そのクライアントさんがいよいよ自分の人生を生きると決めた時、だと思っています。
誰かのための人生ではなく、自分を生きると決めた時。
その時にお手伝いできる手段の一つがインナーチャイルドセラピーだと思っています。
で、インナーチャイルドを扱うって時には、カウンセラー側には覚悟がいるので、まず自分のインチャにアクセスできるといいかなと思いまして、自分のインチャと共鳴できるなと思ったのがこの映画、だったのです。
ぜひ、講座と合わせてご覧いただけるといいかなと思います。
予告だけでもどうぞ。
私はこの映画は音楽に救われていると思いました。
音楽がなければ、無力感で終わるのではないか。こんなに音楽に背負わせていいのかな、とも。
ニーナシモンの目線がなければ、この映画は救われません。おそらくニーナシモンの歌のようなマインドをカウンセラーが持たなければ、カウンセリングの中で何も援助できないのではないかと思いました。
確かに私の中のインナーチャイルドが反応したので、使っていこうと思います。
そして、もう一本ご紹介します。
クロース(2022年 ベルギー、オランダ、フランス)
監督: ルーカス・ドン
配信:U-NEXT、Amazon prime、YouTube、Hulu、その他配信サービスで見れます。
公式サイト:https://closemovie.jp/
あらすじ:13歳のレオとレミは、学校でも放課後でも一緒に時間を過ごす大親友だった。しかし、ある時、2人の親密すぎる間柄をクラスメイトにからかわれたことで、レオはレミへの接し方に戸惑い、そっけない態度をとってしまう。そのせいで気まずい雰囲気になる中、2人は些細なことで大ゲンカをしてしまい……。
こちらの映画も、インナーチャイルド映画として、講座で扱おうと思っています。
この映画の中で描かれているのは(私見です)圧倒的な罪悪感です。
13歳で背負うには重すぎる罪悪感です。画が綺麗だから寓話っぽく見えてしまうかもしれないけれど、伝わってくる感情は圧倒的罪悪感の苦しさです。
でも、見ていただくとわかるのですが、このナラティブは誰しもの心の中にあるものではないかと
感じられると思います。
きっとみんながどこかで共有しているナラティブなんだと思います。自立していくときの痛みなのかもしれません。
私はこの映画を見て、やはりクライアントさんの子供時代を思い出したのと、あと、友人男性の傷つきを思い出しました。
彼らの中に感じるインナーチャイルドの気配ってこんな感じなんです。
このレベルの罪悪感を持ち、心を凍らせたまま生きてきた人って、たくさんいるのではないかと思います。このレベルの罪悪感を溶かすには、どうしたらいいのだろうか。せっかくカウンセリングに来てくれたこの人をどうしたら援助できるのだろうか。
そういうことをカウンセリング講座で話していこうと思います。
こちらの映画も講座で扱いますので、ぜひ見てみてください。
講座の中では、もしみてきてくれた人がいたら、感想をシェアしあいたいな、なんて考えています。
4/16(水) 19:00-20:50
カウンセリング講座 講師:青井あずさ
テーマ:『インナーチャイルドについて』
会場:ZOOM
料金:一般¥4,400 会員¥3,300
(会員は入会申込み¥3,300が必要です)
お申込み:4/15(火)15:00締切
お支払い:4/15(火)15:00締切
ミーティングID発送:4/15(火)18:00までに送ります。

